2007年 09月 05日
宝蔵山親水広場 |
9月へ入り、日中は暑いですが朝晩はめっきり涼しくなりました。
馬路温泉従業員旅日記最終回はキャンプ編です。
8月○日快晴
早稲田大学のS君はインターンシップで馬路村農協に来ている。
10日間馬路村に滞在する予定。
イベントが続き毎日のように顔を合わせている。
童顔で色白のS君も日焼けして、たくましく見えだした。
馬路村滞在も最終日という事でキャンプに誘った。
場所は魚梁瀬から奥へ入り、千本山の登山口よりまだ奥へ上がった『宝蔵山親水広場』だ。
出発当日の朝、S君に電話を入れるが圏外になる。
何度かけても圏外だと電話で向こうで言う。
もしかしてと、馬路温泉に確認すると自転車を借りて行ったそうだ。
軽トラックに荷物を積み込み、2台の車で魚梁瀬に向かった。
魚梁瀬大橋に入ったところで、前方には自転車をこいでいるS君の姿があった。
『おまん、ここまで自転車で来たかよ』
『ハイ、みんなあにすてられたかと思うて来ました』
自転車を魚梁瀬コープに置き、S君を乗せキャンプ場へ向かった。
途中で舗装が切れ、アップダウンのきつい砂利道を砂埃を上げながら、『宝蔵山親水広場』に到着した。
テントを張る。
川へ飛び込む。
バーベキュー。
携帯電話も繋がらない。
テレビも無い。
シカが夜、遊びに来てくれた。
歓声が上がる。
真夜中、テントから出た。
深い山に囲まれているので、夜空一面が星で埋め尽くされていた。
『S君都会じゃこれは見えんろう』
翌朝は野球の試合や夏祭りの予定があり、早朝より片づけをして、夕べの残りのカレーを食べ、キャンプ場を後にした。
『僕は魚梁瀬の人に話を聞きたいのでここで失礼します』
S君は自転車にまたがり、魚梁瀬地区の民家へ走って行った。
馬路温泉従業員旅日記最終回はキャンプ編です。
8月○日快晴
早稲田大学のS君はインターンシップで馬路村農協に来ている。
10日間馬路村に滞在する予定。
イベントが続き毎日のように顔を合わせている。
童顔で色白のS君も日焼けして、たくましく見えだした。
馬路村滞在も最終日という事でキャンプに誘った。
場所は魚梁瀬から奥へ入り、千本山の登山口よりまだ奥へ上がった『宝蔵山親水広場』だ。
出発当日の朝、S君に電話を入れるが圏外になる。
何度かけても圏外だと電話で向こうで言う。
もしかしてと、馬路温泉に確認すると自転車を借りて行ったそうだ。
軽トラックに荷物を積み込み、2台の車で魚梁瀬に向かった。
魚梁瀬大橋に入ったところで、前方には自転車をこいでいるS君の姿があった。
『おまん、ここまで自転車で来たかよ』
『ハイ、みんなあにすてられたかと思うて来ました』
自転車を魚梁瀬コープに置き、S君を乗せキャンプ場へ向かった。
途中で舗装が切れ、アップダウンのきつい砂利道を砂埃を上げながら、『宝蔵山親水広場』に到着した。
テントを張る。
川へ飛び込む。
バーベキュー。
携帯電話も繋がらない。
テレビも無い。
シカが夜、遊びに来てくれた。
歓声が上がる。
真夜中、テントから出た。
深い山に囲まれているので、夜空一面が星で埋め尽くされていた。
『S君都会じゃこれは見えんろう』
翌朝は野球の試合や夏祭りの予定があり、早朝より片づけをして、夕べの残りのカレーを食べ、キャンプ場を後にした。
『僕は魚梁瀬の人に話を聞きたいのでここで失礼します』
S君は自転車にまたがり、魚梁瀬地区の民家へ走って行った。
by umaji-onsen
| 2007-09-05 10:34
| 温泉だより