2011年 07月 08日
支線物語 |
ここはあんまり知られて無い場所ながよ。鉄道跡と人が住みよった跡、ほんでインクライン跡もあって、ここに物語を作ったら、絶好の散策場所になるかもねや。
先日、馬路温泉の会が終わってから、ホワイトボードに農協のおんちゃんがおもむろにマジックを走らせました。こんなになっちょって、こんなになっちょって、と言いながら皆、ホワイトボードに釘付けでした。
書きながらおんちゃんは、ここがグルッと回って面白い場所ながよ。と言った言葉が頭に焼きついて、早く現場を見たくて見たくて仕方がありませんでした。
その数日後、念願が叶い、おんちゃんのガイドに村民が集結しました。
馬路温泉から車で走ること15分の場所にあるここは、本線から外れた支線と言われる場所で、山から木材を搬出する為に、線路が引かれておりました。車を脇へ置いて、藪の中へ入ります。すると、直ぐに鉄道跡と分かる軌道跡が残っており、レールはありませんでしたが、枕木は残っていました。
この場所がグルッと回っている場所でした。カメラでは上手に撮れていませんが、森林鉄道がグルッと回って行きます。
石積みも昔のまま残っています。
ここは谷があり、橋が架かっていたようです。さすがに橋は残っていませんが、土台の石積みは頑丈でした。
右へ左へ山の上部から下部へクネクネと森林鉄道跡が下りてきて、上っていった様子が頭の中で映像となります。この橋は丸太が架けられており、渡れました。
そして、民家の跡地です。釜戸がありました。ココで何軒か林業に携わる人が生活していたのでしょう。
ここは風呂やったねや。と、おんちゃんは当時の生活を想像しながら話していました。
ここが玄関やねや。
ボールがありました。子供もいたのでしょうか。
使い込まれたヤカンも出てきました。
暫く進むと、出てきました。まんじさんが覗いているここがインクラインがあった場所だそうです。
ここから真っ直ぐに下の軌道まで木材をインクラインで運んだようです。
途中まで降りてみました。急な傾斜に息も絶え絶えになりました。
インクライン跡を降りて行って、下で待つ組と、戻って車を取って来る組に分かれました。
車まで戻ると服はびっしょり汗だくでした。
馬路温泉からそんなに遠くないこの場所なら、観光場所のひとつとして脚光を浴びる可能性を持った支線跡となりそうな気がしました。
そして、最後にガイドのおんちゃんも分からなかったこの場所。石積みをしている意味が分からんそうです。
もう一つインクラインがあったのか。作ろうとして止めたのか。
ここで働きよったおんちゃんが、まだ高知市内におるそうな。
まだまだ支線物語は始まったばっかりです。
頑張ろう東日本!!
先日、馬路温泉の会が終わってから、ホワイトボードに農協のおんちゃんがおもむろにマジックを走らせました。こんなになっちょって、こんなになっちょって、と言いながら皆、ホワイトボードに釘付けでした。
書きながらおんちゃんは、ここがグルッと回って面白い場所ながよ。と言った言葉が頭に焼きついて、早く現場を見たくて見たくて仕方がありませんでした。
その数日後、念願が叶い、おんちゃんのガイドに村民が集結しました。
馬路温泉から車で走ること15分の場所にあるここは、本線から外れた支線と言われる場所で、山から木材を搬出する為に、線路が引かれておりました。車を脇へ置いて、藪の中へ入ります。すると、直ぐに鉄道跡と分かる軌道跡が残っており、レールはありませんでしたが、枕木は残っていました。
この場所がグルッと回っている場所でした。カメラでは上手に撮れていませんが、森林鉄道がグルッと回って行きます。
石積みも昔のまま残っています。
ここは谷があり、橋が架かっていたようです。さすがに橋は残っていませんが、土台の石積みは頑丈でした。
右へ左へ山の上部から下部へクネクネと森林鉄道跡が下りてきて、上っていった様子が頭の中で映像となります。この橋は丸太が架けられており、渡れました。
そして、民家の跡地です。釜戸がありました。ココで何軒か林業に携わる人が生活していたのでしょう。
ここは風呂やったねや。と、おんちゃんは当時の生活を想像しながら話していました。
ここが玄関やねや。
ボールがありました。子供もいたのでしょうか。
使い込まれたヤカンも出てきました。
暫く進むと、出てきました。まんじさんが覗いているここがインクラインがあった場所だそうです。
ここから真っ直ぐに下の軌道まで木材をインクラインで運んだようです。
途中まで降りてみました。急な傾斜に息も絶え絶えになりました。
インクライン跡を降りて行って、下で待つ組と、戻って車を取って来る組に分かれました。
車まで戻ると服はびっしょり汗だくでした。
馬路温泉からそんなに遠くないこの場所なら、観光場所のひとつとして脚光を浴びる可能性を持った支線跡となりそうな気がしました。
そして、最後にガイドのおんちゃんも分からなかったこの場所。石積みをしている意味が分からんそうです。
もう一つインクラインがあったのか。作ろうとして止めたのか。
ここで働きよったおんちゃんが、まだ高知市内におるそうな。
まだまだ支線物語は始まったばっかりです。
頑張ろう東日本!!
by umaji-onsen
| 2011-07-08 10:18
| 温泉だより