2010年 04月 18日
おばちゃん有難う!② |
昨日の土曜日は、馬路村で年に一回ある職場対抗ソフトボールが開催されました。
朝6時30分に教育委員会の担当のおばちゃんが村内放送で『今日は天気がえいき、ソフトボールを予定通りやります。グラウンドが連日の雨でぬかるんじゅうき、手の空いた人はグラウンドの整備を手伝うてください』と放送していました。
村内の企業がソフトボールをしながら、職員同士や他の職場の人との交流が深まります。ハッスルプレーや珍プレーの続出に、村民グラウンドは終日賑やかでした。夜は馬路温泉で恒例の夜の部が開催され、更に大盛り上がりでした。
馬路温泉では夜の8時になり、本日最高潮のお客様の賑やかさの中、レストランの小原さんが『滞在さんのご飯が残っちゅうけんど、まだ帰ってないが?』とフロントに走って来ました。普段なら7時30分に食べに来てくれるおんちゃん達なのです。
おんちゃん達は、大阪からはるばる特殊な工事の為にやって来ている山のプロフェッショナルです。馬路温泉に泊まりながら仕事をしており、雨の日以外は日曜日も仕事に行っています。朝も早くからご飯を食べて、帰りは暗くなる頃に帰って来ていますが、それにしても遅い。
携帯電話をかけても山の中だからか繋がりません。『うーん、心配やねえ。なんぼいうたち遅い』
馬路村の土木会社の紹介やき、そこへ電話をしてみろかと電話をかけてみました。社長が電話にでました。『あ、こんばんは。遅くにすみませんが、お泊りのお客さんが帰ってこんがですよ。電話をしても繋がらんし、心配で』
『そりゃあいかんねや。オラが暫時見に行って来るっ』社長は話しが終わるか終わらない間にガチャンと受話器を切りました。
馬路温泉では9時が近づき、ソフトボールのお疲れ会のお客様が賑やかに帰りだし、広島県から来てくれた団体のお客様が2階のホールから降りてきだして『林君はあんたかね。テレビ見たよー。』と酔っ払って話しかけてくれていた時でした。
玄関の自動ドアが開き『ただいまー』とおんちゃん達が帰って来ました。おんちゃん達は疲れた様子も見せずにまだまだ仕事ができるぞーと言わんばかりの足取りで、レストランへ向っていきました。
『あー、お帰りなさい。心配したけんど、良かったー』
『いやあ。天気が最近良くないから、今日は遅くまでやってきました』
あ、社長が見に行ったきに連絡をせなイカンと思いよった時に、自動ドアが開き社長も来ました。
『あの人らあがうちの従業員やったらねや。なかなかやるねや』
社長は感心して帰って行きました。
馬路温泉の玄関にはおんちゃん達に届いた荷物がまだ置かれていました。小さい子供のいるおんちゃんの荷物でしょうか。しばらく会えない子供達が段ボール箱に沢山絵が描いてありました。
おんちゃん達は日曜日の今日も、一番乗りで朝ごはんを食べに来て、お弁当を持って山へ上がっていきました。
あ、『おばちゃん有難う②』はどこへやら、夕べの事を書きたくて、脱線しました。又明日。
朝6時30分に教育委員会の担当のおばちゃんが村内放送で『今日は天気がえいき、ソフトボールを予定通りやります。グラウンドが連日の雨でぬかるんじゅうき、手の空いた人はグラウンドの整備を手伝うてください』と放送していました。
村内の企業がソフトボールをしながら、職員同士や他の職場の人との交流が深まります。ハッスルプレーや珍プレーの続出に、村民グラウンドは終日賑やかでした。夜は馬路温泉で恒例の夜の部が開催され、更に大盛り上がりでした。
馬路温泉では夜の8時になり、本日最高潮のお客様の賑やかさの中、レストランの小原さんが『滞在さんのご飯が残っちゅうけんど、まだ帰ってないが?』とフロントに走って来ました。普段なら7時30分に食べに来てくれるおんちゃん達なのです。
おんちゃん達は、大阪からはるばる特殊な工事の為にやって来ている山のプロフェッショナルです。馬路温泉に泊まりながら仕事をしており、雨の日以外は日曜日も仕事に行っています。朝も早くからご飯を食べて、帰りは暗くなる頃に帰って来ていますが、それにしても遅い。
携帯電話をかけても山の中だからか繋がりません。『うーん、心配やねえ。なんぼいうたち遅い』
馬路村の土木会社の紹介やき、そこへ電話をしてみろかと電話をかけてみました。社長が電話にでました。『あ、こんばんは。遅くにすみませんが、お泊りのお客さんが帰ってこんがですよ。電話をしても繋がらんし、心配で』
『そりゃあいかんねや。オラが暫時見に行って来るっ』社長は話しが終わるか終わらない間にガチャンと受話器を切りました。
馬路温泉では9時が近づき、ソフトボールのお疲れ会のお客様が賑やかに帰りだし、広島県から来てくれた団体のお客様が2階のホールから降りてきだして『林君はあんたかね。テレビ見たよー。』と酔っ払って話しかけてくれていた時でした。
玄関の自動ドアが開き『ただいまー』とおんちゃん達が帰って来ました。おんちゃん達は疲れた様子も見せずにまだまだ仕事ができるぞーと言わんばかりの足取りで、レストランへ向っていきました。
『あー、お帰りなさい。心配したけんど、良かったー』
『いやあ。天気が最近良くないから、今日は遅くまでやってきました』
あ、社長が見に行ったきに連絡をせなイカンと思いよった時に、自動ドアが開き社長も来ました。
『あの人らあがうちの従業員やったらねや。なかなかやるねや』
社長は感心して帰って行きました。
馬路温泉の玄関にはおんちゃん達に届いた荷物がまだ置かれていました。小さい子供のいるおんちゃんの荷物でしょうか。しばらく会えない子供達が段ボール箱に沢山絵が描いてありました。
おんちゃん達は日曜日の今日も、一番乗りで朝ごはんを食べに来て、お弁当を持って山へ上がっていきました。
あ、『おばちゃん有難う②』はどこへやら、夕べの事を書きたくて、脱線しました。又明日。
by umaji-onsen
| 2010-04-18 09:05
| 温泉だより