2010年 02月 12日
アメゴ |
昨年、馬路村で40年間営業してきたアメゴ養殖場のおんちゃんが急逝しました。馬路温泉はその養殖場からアメゴを仕入れてお客様に提供していました。
亡くなる前まで元気で配達をしてくれていましたが、本当に急な出来事で今でも信じられません。
40年前に養殖場と家を建てて、子供達も巣立っていき、おばちゃんと4匹の猟犬と沢山のアメゴに囲まれた生活をしていました。
残されたおばちゃんや猟犬、アメゴ達は主の急な旅立ちに淋しさは計り知れなかったことでしょう。
そんな中、おばちゃんは12月一杯で養殖場の営業を終わらせる事を決めました。
残されたアメゴもそうですが、立派な養殖場の施設もあり、せっかく今までやってきた事がなくなるのが残念で仕方がありません。役場のおんちゃんも間に入って、今後をどんなにしていくか連日話し合いました。
話し合いの結果、馬路温泉が後を引き続く事になりました。普段のアメゴの世話はおばちゃんがしてくれる事になり、配達等は馬路温泉が引き受けました。
一番の問題は、アメゴの孵化でした。亡くなったおんちゃんは、一年間広島県へ修行にいって来て、養殖業を始めたのです。おばちゃんはおんちゃんのする事を見よう見真似でしか知りませんが、『失敗してもやってみろ』という事になり、昨年11月、関係者総出で、アメゴの卵を取り出して孵化をさせました。
現在は池一杯に、3cm程の小さな稚魚が元気に泳いでいます。
5月の放流に向けて一生懸命世話をしてくれているおばちゃんは、新しい命の誕生に誰よりも喜んでくれています。
馬路温泉の従業員が養殖場に足を運ぶたんびに吠えていた猟犬も、やっと吠えずに迎えてくれるばあになりました。
馬路温泉のレストランではこれからも新鮮な刺し身が食べられます。アメゴメニューの開発も次々と行います。
馬路村のアメゴ養殖場はこれからも頑張っていきますので応援をお願い致します。
亡くなる前まで元気で配達をしてくれていましたが、本当に急な出来事で今でも信じられません。
40年前に養殖場と家を建てて、子供達も巣立っていき、おばちゃんと4匹の猟犬と沢山のアメゴに囲まれた生活をしていました。
残されたおばちゃんや猟犬、アメゴ達は主の急な旅立ちに淋しさは計り知れなかったことでしょう。
そんな中、おばちゃんは12月一杯で養殖場の営業を終わらせる事を決めました。
残されたアメゴもそうですが、立派な養殖場の施設もあり、せっかく今までやってきた事がなくなるのが残念で仕方がありません。役場のおんちゃんも間に入って、今後をどんなにしていくか連日話し合いました。
話し合いの結果、馬路温泉が後を引き続く事になりました。普段のアメゴの世話はおばちゃんがしてくれる事になり、配達等は馬路温泉が引き受けました。
一番の問題は、アメゴの孵化でした。亡くなったおんちゃんは、一年間広島県へ修行にいって来て、養殖業を始めたのです。おばちゃんはおんちゃんのする事を見よう見真似でしか知りませんが、『失敗してもやってみろ』という事になり、昨年11月、関係者総出で、アメゴの卵を取り出して孵化をさせました。
現在は池一杯に、3cm程の小さな稚魚が元気に泳いでいます。
5月の放流に向けて一生懸命世話をしてくれているおばちゃんは、新しい命の誕生に誰よりも喜んでくれています。
馬路温泉の従業員が養殖場に足を運ぶたんびに吠えていた猟犬も、やっと吠えずに迎えてくれるばあになりました。
馬路温泉のレストランではこれからも新鮮な刺し身が食べられます。アメゴメニューの開発も次々と行います。
馬路村のアメゴ養殖場はこれからも頑張っていきますので応援をお願い致します。
by umaji-onsen
| 2010-02-12 12:02
| 温泉だより